こんにちは!
「一度始めたことは何がなんでも最後までやり切る!」
という教育は日本では主流の考え方ですよね。
だから大人たちは自分の子供に習い事を継続させるわけですが、これって本当に正しい教育法なのでしょうか。正しい言い方をするなら、現代に生きる子供たちにとってプラスになるのかということです。
例えば、
小学校1年生で一度野球を始めたら、たとえ子供が辞めたいと言っても、サッカーがしたいと言っても6年生までは野球を続けさせる。
なぜなら子供が一度やりたいと言って始めた野球。途中で嫌になっても最後までやり切ることがその子にとって継続力を身につけさせることになるはず。
と信じて疑わない親。コーチ、監督。たくさんいますね。
これ全部大嘘でしょう。笑
見てみてください。子供の時からずっと最後までやり抜けだなんだと言われて育ってきた自分たちのお腹。太ってきたからダイエットを始めようかと通い始めたスポーツジム。1ヶ月もしない間に通うのやめてませんか?
健康のことが気になって始めた禁煙禁酒。1週間ともたなかった経験があるんじゃないですか。他にもたくさん途中で投げ出してきた経験があるはずです。
その一方で趣味の釣りやコレクション集め、車のカスタマイズなど、自分の好きなことは誰になんと言われようと継続してやっているはずです。
けどその趣味って誰かに教育されてできたわけじゃないですよね?
つまり、嫌なことを続けさせる教育なんて全く意味がなかったのです。
というか継続力なんてものはもともと教育でどうこうできるものじゃないんです。
大人でさえコントロールできないことを子供には無理やりさせる。
これは鬼畜以外のなにものでもない。
勝手な幻想を子供たちに植えつけるなと言いたいです
。
子供たち含め人間ならみんな自分がやりたいことは人から強制されなくても自発的に続けます。しかも自発的に取り組んでいる時のパワー、成長速度は段違いです。
「好きこそものの上手なれ」です!
以上のことから子供達の本当に好きなことを好きなだけやらせてあげるのが何より大切な教育になります。
子供によってはいろんなことに目移りをして、やりたいことがたくさん!という子もいるかと思います。そんな時は出来る限り全部やらせてあげて欲しい。
多くのことに興味が持てるというのはその子の長所に他なりません。
「一つのことに集中して継続できる」ことももちろん素晴らしいのですが、
「多くのことに興味が持てる」ことも同じだけ素晴らしいことなのです。
それでもどうしても継続力を身につけさせたい!一つのことに集中してほしいと思う方。
そんな人たちがするべき行動は、自らが何かを継続して成功している様子を子供達に見せ続けることです。
大人が出来ていないことは子供にはできませんし、大人が何かを諦めてしまう姿を見て子供達も諦めることを覚えます。
夢を追いかけろ!という大人が何も夢を持っていない、もしくは子供たちの夢を本心では無理だと思っている。
こんな状況では夢は実現されないのは極々当然の話ですよね。
継続力もこれと同じです。何かを一筋に続けてほしいなら、大人自らが率先して継続する姿を見せることを意識して生活しなければなりません。子供達は必ず見ています。
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