最低時は学年300位を記録していた僕の順位は、
ほんの一月でいつの間にか60位台にまで向上していました。
この時、2年の秋。 文化祭も終わり、本格的に部活には行かなくなり、周りの中でただ一人だけ受験勉強モードに突入していました
「なんで部活こないの?」
友人たちが聞いてきたりしましたが、
「今は部活より勉強するのが楽しい」
と答えると頭がおかしくなったと思われる可能性があったので(笑)
「なんとなく」 とだけ答えていました。
気恥ずかしさもありましたしね!
さて、そして時はちょっとだけ流れ2年の冬休み。
ここで僕は志望する大学を決めることにします。
男はもちろん 東京大学!!
と行きたいところですが、 県内でも最上位とは言えない中堅進学校。
更に今となってはよくわかるのですが、ここ一カ月勉強にはまっただけの自分に対して、 首都圏の本当に勉強熱心な家庭は中学受験なんて当たり前。
小学校受験なんてものもあって、英才教育を受け切っている生粋のエリートたちと競って勝てるだなんて当時の世間知らずの僕からしても到底無理だと遠慮してしまいました。
よし決めた! じゃあ大阪大学にしよう!
はい安直。 東京が無理なら大阪っていう考え。
東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学といった名前とめっちゃ頭ええんやろなっていうあながち間違っちゃいない考えに基づいて、大は小を兼ねる的な思考に基づきました。
単純に言うと、 「とにかく上位を狙っていれば、どっかいいとこに行けるだろう」 っていうことですね。
この考えならオーソドックスな問題が多いとされる(よく知りません) 東大でも目指せばよかったのかもしれませんが(笑)
昔からの気性、ちょっとした弱気な部分がでています。
おそらく作戦としては良くはなさそうですが 、
二次試験にどんな問題が出るのかなんて研究などせず、
とりあえず目標をとりあえず決めました。
そして ここから鬼の一人勉強合宿が始まりました。
これまでふらふらしていたために他の志望者たちに比べれば 比較的少なく、
そして有限な時間を効率的に使うことを考えました。
さらっと効果が出た「世界史」「地理」「生物」のような 暗記系科目は息抜きという位置づけにして、 多くの時間を3教科に向けることにしました。
なにもしなくてもなんとなくでできた「国語」
これまでの傾向からみても基礎、応用共に弱い「数学」
基礎が良くないものの一定の点数が出がちな「英語」
これらを考えて 国語:数学:英語=2:5:3
こんな感じのイメージでやっていくことに決めました。
今思えばこの時点で先生にでも相談しておくべきでしたね!
所詮受験素人の自分一人で方針という、重要なものを決めるのはあまりに荷が重い(笑)
しかし当時の僕はつゆ知らず…
ここではやはり基礎固めということで 数学は学校のテキストを中心に、黄チャートも交えながら。
英語はDUOを用いて単語と文法を中心に。
国語はとりあえず古文、漢文の単語から。
数学で頭を使って、そのほかの教科で頭を休めるような、 そんなイメージでした。
また、1日の学習時間を8時間以上確保し、かつ睡眠時間も8時間以上確保する。
毎日のルーティーンを定めて、日記にその日の行動と勉強時間を記載することにしました。
そして毎度のように、疲れてしまったらきっかけとなったブログを見返して、 原点に立ち返る。
僕の受験体験記の中の中心となる2年の冬休み、
今回は骨格部分をお伝えしましたが、次回はもう少し具体的な部分をお伝えします!
さようなら。
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